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季刊「都市政策」第122(200611日号)  

特集 空港が開く都市の未来

平成18年2月16日,神戸空港(愛称マリンエア)の開港,がカウントダウンに入った。総面積272haの敷地に,人・物・情報の新しい交流拠点として,市民生活の向上やビジネス・観光に多大な役割を果たす海上空港が誕生する。

21世紀は、大交流時代と言われている。ボーダーレス化が進み、世界の都市間における人・物・情報の流動がますます増大していくものと考えられる。このような中で,窒港の役割が非常に重要になっている。

神戸空港は,神戸市及びその周辺地域における航空利用者の利便を図るとともに,兵庫県地域航空システムの母港とすることを目的としている。また,神戸のまちづくりとの関係では,21世紀の新しい神戸をつくるために不可欠な都市基盤として,産業の発展と地場産業の活性化などの経済効果,とくに神戸市がめざしている「医療産業都市」「観光交流都市」「情報文化都市」づくりに大きな力を発揮するとともに,災害時の防災拠点としての機能を備えるといったことなどが,神戸空港の役割・効果として期待されている。

今回は,神戸空港の開港を間近に控え,「空港が開く都市の未来」をテーマに学識経験者の方などに様々な立場から論じていただくとともに,神戸市における神戸空港事業の取り組みをまとめた。

「神戸空港開港を控えて」では,神戸空港にまつわる様々な議論の中で,空港評価の問題と空港の役割などについて,筆者の見解を述べていただいている。

「神戸空港とまちづくり」では,空港は都市のエンジンであるという視点から,まちづくりとの関わりについて検討を加えている。「日本のビジネス航空,その現状と将来」では,ビジネス航空の現状,安全性,将来等について述べられている。「まち,人,飛び立つ 神戸空港マリンエア」では,神戸空港の概要,旅客ターミナルビル,環境との調和,神戸のまちづくりとの関連等について説明されている。また,資料編では,神戸空港関連の資料をまとめている。

また,特別論文「女性たちの復興物語」は,男女共同参画の立場から,女性たちにとっての震災復興10年を振り返り,被災体験とその後の生活再建の過程を,インタビューを通して記録し,女性たちを主語に置いた復興の物語として提示している。

 

(122) 特集 空港が開く都市の未来   目 次   

論  文

神戸空港開港を控えて

黒田 勝彦

神戸空港とまちづくり

川端 直志

日本のビジネス航空,その現状と将来

橋爪 孝之

まち,人,飛び立つ 神戸空港マリンエア

神戸市みなと総局空港整備室

 

 

 

特 別 論 文

 

女性たちの復興物語

松原 一郎

 

潮  流

三位一体の改革

すまいの耐震化

在外邦人選挙権制限最高裁違憲判決

郵政民営化

人口減少社会の到来と日本経済への影響

人民元切り上げ

食育基本法

 

行政資料

神戸市地域国際化基本指針

神戸市生活文化観光局

神戸文化創生都市推進プログラム

神戸市生活文化観光局

ベンチマークを活用した行政経営改革

神戸市政策研究プロジェクトチーム

 

 新 刊 紹 介

挑戦する都市―多治見市PartU 多治見から変える

文化と都市の公共政策

持続可能性を求めて−海外都市に学ぶ

神戸・近代「都市像」継承の歴史的研究

図説 地方財政データブック(平成17年度版)

 



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