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理事長 新野 幸次郎 巻頭言

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神戸都市問題研究所メールマガジン「マンスリーレポート」 第45号
  2010年10月1日発行

 

 〜 ポジティブな人になろう 〜

 

財団法人神戸都市問題研究所 理事長 新野 幸次郎

 
 最近、大学で男子学生の中に元気のない人が多くなったと言われます。それに反して、女子学生諸君は活発で、企業の人事部の人に聞いても、女子学生諸君の方が応答も明快で、より説得的であるといわれます。学業成績の方も概して女子学生の方が良好で、ある新聞社などでも、筆記による入社試験で、もし点数だけで決めると圧倒的に女子学生が優先するようになる傾向があるといわれます。そう言えば、成績だけで大学の学位記を受領する総代を選ぶとすると多くの学部で女子学生になってしまうのが現状のようです。
 近頃、企業でも海外駐在を依頼しようとすると、それを嫌がる若い人が多いといわれます。今迄とは違った馴れない環境で、言葉も不自由な生活に耐えねばならない生活をするのは嫌だというのが主原因のようです。かつてと違って国内勤務と海外勤務との収入格差が少なくなったのも一因のようです。しかし、この背景には、何をやってもうまくゆかないといった自信のなさ、自己否定的な心の状態が働いているようにも思えます。それには色々なことから、人間をひっぱってゆく興味の持ち方、誇りや希望のほか何かをすることの喜びなど、自己肯定的に何でもやろうという心の状態が薄れてきているのかもしれません。そんなことを考えている時に、つい最近神戸大学の金井寿宏教授から、同教授絶賛という文字が躍っている帯のついたある本を届けて頂きました。バーバラ・フレドリクソンという優れた心理学者の書いた『ポジティブな人だけがうまくゆく3:1の法則』(日本実業出版社)という本がそれです。
 この本は、自分がどの程度ポジティブであるかの測定までできるようになっていますが、自分の努力でネガティブな気持ちを減らしながら、より前向きに生きてゆこうとする心理状態をもつことがいかに大切かを教えてくれます。生きてゆくのが難しくなった今日お互いにポジティブな面を生かしてゆかねばなりません。若い男子学生諸君にはとくに読んでみて貰いたい本です。



 

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