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理事長 新野 幸次郎 巻頭言

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神戸都市問題研究所メールマガジン「マンスリーレポート」 第14号
  2008年3月3日発行

 

 〜 JAPAINという見出し 〜

 

財団法人神戸都市問題研究所 理事長 新野 幸次郎

 
 世界的に有名な雑誌であるThe Economist誌の今年の2月23日〜29日号の表紙にJAPANではなく、JAPAINという字が大きく踊っている。本号の巻頭論説では、今でも世界第二の経済大国である日本が依然として落ち込んだままであり、労働生産性は悲惨なほど低く、新投資収益はアメリカの半額程度、消費は依然として弱々しく、官僚政治の失敗は経済に高い代償を負わせたままであると指摘されている。
 エコノミスト誌といえば、かつては、『日はまた沈む』や『日はまた昇る』などの著書を書いた論説委員長のビル・エモット氏がいた雑誌である。今回の論説では、この日本の苦痛(PAIN)の主要因は政治の貧困にあるとし、経済を立ち直すためには、貿易と競争の一連の改革が必要であるのに、今の自民党も民主党もとてもそれを実現できるとは思えない。僅かな希望は、「新しい日本をつくる国民会議」の「洗濯と選択」をしようという試みが生かされるかどうかであるというのが、その主張である。
 私たちは、概して身のまわりで起る事件に追いまわされがちで、一番大切なことをつきつめて考えようとしないで暮らしているが、ここらで真剣に反省してみなければならないことではある。



 

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