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理事長 新野 幸次郎 巻頭言

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神戸都市問題研究所メールマガジン「マンスリーレポート」 第7号
  2007年8月1日発行

 

 〜 “One for all,all for one”の訳し方 〜

 

財団法人神戸都市問題研究所 理事長 新野 幸次郎

 
 表題の英文は、英国のラグビーで最初に使われるようになったスローガンであるといわれます。それは「一人は万人のために、万人は一人のために」と邦訳されています。生活協同組合運動が、これを“Each for all, all for each.”という形で、組合員一人一人が組合員全体の幸せのために尽くすように、また、組合本部は組合員一人一人のために全身全霊を傾注して尽くすようにと呼びかけていることは、皆さんもよくご承知です。このように言うと、このスローガンは、何となく組織の理念を強調した言葉のように理解できます。
しかし、同じ言葉でも訳の仕方で違った解釈ができます。大デュマの有名な剣豪小説「三銃士」の日本訳では、同じ言葉を「一心同体」と訳しています。これだと、ある組織の目的実現を図るための組織運営の在り方を示すスローガンだといってよいと思います。
 考えてみるとこの言葉は、公務員にとっても、極めて示唆的です。公務員一人一人は、市民全体の幸せのために全力を傾けなければなりませんが、そのためにはバラバラではいけませんで、全公務員が一心同体になって立ち向わねばなりません。この言葉は、なかなか意味深長です。



 

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